ストレス発散にお薦め、ホラー映画10選!

再ロックダウンで引きこもりの日々を送っています。感染者が日本とは桁違いのフランスでは、外出するのもサバイブ! ストレスマックスになりそうですが、そんな時はホラー映画鑑賞。

特にサバイブものはテンション上がり、気が付けば止められない止まらない状態。私のストレス発散の一つとなっています。

ちなみに、ホラー映画の利点は科学で検証されてます↓

・現実ではなく、自分でコントロールできるストレスには利点があり、免疫系が強化され、より大きな恐怖に対応できるようになる。

・恐怖体験は脳をシャットダウンさせ、心が穏やかでありながら、集中力が継続している状態が続く。

・メンタルが改善して心が強くなる。

 ・ドーパミンやアドレナリンなど、幾つもの神経伝達物質とホルモンの大量の放出を促し、軽い幸福感をもたらす。

 

それでは、お薦めホラー10選、行ってみましょう~。 

  

1. GHOSTLAND(ゴーストランドの惨劇)

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*写真は「AlloCiné」より出典

フランス・カナダ合作(2018年)

評価:★★★★☆(/5点満点)

監督・脚本パスカル・ロジェPascal Laugier)

放映時間:1時間31分

あらすじ:

シングルマザーのポーリンは、亡くなった叔母の家を相続し、双子の娘2人(ベス、ベラ)と引っ越してくる。しかし、引っ越した初日に何者かに襲撃される。母親は娘たちを守るために必死に戦う。

そして16年が経過。作家として成功したベスは久しぶりに家族の元に帰ってくる。しかし、ベラは精神を病んで今もこの家の地下室で暮らしていた。やがて奇妙な現実が姿を現しはじめ....。

フレンチホラーの鬼才パスカル・ロジェ監督。7番目に紹介している「Saint Ange(MOTHER マザー)」も同監督。

 

人形屋敷の家だけでもおどろおどろしいのに、戸締りもしないアホな娘(ベラ)のスキを突き狂気の二人がやって来る。 

サバイブもののホラー。とにかく始終ドキドキしっぱなし。物語の進行が、夢(妄想)と現実の間で進むため、一瞬どちらが現実?と首をひねってしまうが、やはり現実はホラーだった。

 

お母さんが必死で戦ってるのに固まってしまう娘(ベス)。何やってんだよ!とちょっと苛立ち。いつものように物語に入り込んでしまう私。いかん、いかん。

 

よくあるパターンでエンディングが近づくにつれ一転、二転する。欲を言えば、姉妹にもっとサバイブしてもらいたかった。

皆様、戸締りにはくれぐれもお気をつけください。

 

*本作品は、ジェラルメ国際ファンタスティックフェスティバル(Festival international du film fantastique de Gérardmer)で、大賞を含む3つの賞を受賞している。

 

 

2.  Le Secret des Marrowbone(マローボーン家の掟)

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*写真は「AlloCiné」より出典

スペイン、アメリカ合作(2017年)

評価:★★★★(/5点満点)

監督・脚本: セルヒオ・G・サンチェス(Sergio G. Sánchez)

放映時間:1時間50分

あらすじ:

ジャックと彼の兄弟、母親ローズは、イギリスからローズの生家であるアメリカの家マローボーンへ移り住んでくる。しかし、母親が死んだことで離れ離れになりたくない兄弟は、母親の遺言どおり、母親の遺体を庭に埋め、母親が生きているかのようにふるまう。

母親の死後、屋敷では頻繁に幽霊が目撃されるようになり、全ての鏡は撤去された。そんなある日、ジャックは手続きのため弁護士ポーターを尋ねる。ジャックの素性に関心を持ったポーターは、直接マローボーン家を訪れ、彼らの過去について独自に調査を始める。

ポーターの調査は予想を超えるものだった。ジャックの父親サイモンは凶悪犯で有罪判決を受けたが、脱獄し、ローズの死後マローボーンへ家族を追って姿を現した。身の危機を感じたジャックはサイモンを屋根裏部屋に閉じ込め餓死させる。

どっかで見たことあると思ったら、「ストレンジャーシングス(Stranger Things)」のチャーリー・ヒートン、「スプリット(Split)」のアニャ・テイラー=ジョイ

「キュア 〜禁断の隔離病棟〜(Cure)」のミア・ゴス、「1917」のジョージ・マカイ

と、若手人気俳優が勢ぞろい。

 

ホラーというよりミステリー。幽霊よりもっと怖いのは脱獄した彼らの父親。それも凶悪犯。 幽霊騒ぎもつかの間、現実の狂気が4人を襲う。あ~恐ろしや。

エンディングが近づくにつれ、ジャックの奇行が明らかになる。細かく計算された奥の深いシナリオで、個人的には好きな作品。それにしてもこんな鬼畜っているんだろうか。狂気の沙汰としか思えない。

 

 

3. Verónica(エクリプス)

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*写真は「AlloCiné」より出典

スペイン(2017年)

評価:★★★(/5点満点)

監督・脚本:パコ・プラサ(Paco Plaza)、フェルナンド・ナバーロ(Fernando Navarro

放映時間:1時間46分

あらすじ:15歳の少女ベロニカは早くに父親を亡くし、母親と小さな2人の妹、弟と暮らしている。日食の日、亡き父親の霊を呼び出そうと同級生と降霊術を行う。ベロニカは気を失い、それ以降、不可解な現象が起こり始める。

実話と思うと、背筋がぞ~っとした。遊び半分で降霊術をやってはいけないと、教えてくれる作品。

15歳の少女ベロニカの周りで起こる怪奇現象がじわじわと襲う。エンディングに事件があった後のベロニカの実際の家が出てくるが、映画とほぼ同じで怖さ倍増。

小学生の頃、「こっくりさん」が流行ってやった記憶がある。当時は分からないでやっていたけど、今考えたら恐ろしい。

 

 

4. LA MALÉDICTION WINCHESTER(ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷) 

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*写真は「AlloCiné」より出典

アメリカ・オーストラリア合作(2018年)

評価:★★★(/5点満点)

監督・脚本:スピエリッグ兄弟(マイケル・スピエリッグ(Michael Spierig)とピーター・スピエリッグ(Peter Spierig)

放映時間:1時間40分

あらすじ:

サラは銃器メーカー(Winchester Repeating Arms Company)のオーナーの息子ウイリアムウインチェスターと結婚したが、1881年に夫は他界する。

夫と娘を亡くしたサラは、家族と彼女自身が呪われていると思い出し、霊媒師に助言を受ける。助言通り、サラはその後幽霊を収容するために、カリフォルニア州サンホセに広大な邸宅を建設し続ける。

1906年精神科医のエリックは、サラの診察のため邸宅を訪れ、怪奇現象に遭遇する。

ヘレン・ミレンが初のホラー映画出演ということで、期待して観てみたけど、感想はそこそこ。ウインチェスターのタイトル通り、精神科エリック役のジェイソン・クラークウインチェスター銃を撃ちまくる。

この邸宅、38年間もの間昼夜問わず365日建設し続けたらしいから、霊障は本当にあったと思わずにはいられない。

 

現在、この邸宅は、「ミステリアスウィンチェスターハウス(Winchester Mystery House)」と呼ばれていて観光スポットになっている。

 

 

5. Mermaid, le lac des âmes perdues(黒人魚)

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*写真は「AlloCiné」より出典

ロシア(2018年)

評価:★★★(/5点満点)

監督・脚本: スヴィヤトスラフ・ポドガイエフスキー(Svyatoslav Podgayevskiy)

放映時間:1時間27分

あらすじ:

ローマは、友達と独身パーティーを祝うため、湖畔にある20年間会っていない父親の別荘へやって来た。
しかし、気がのらないローマはパーティーを楽しむ代わりに湖で水泳の練習をすることにした。 そこで彼は長い髪の奇妙な若い女に出会う。

この出会いの後、ローマの前に奇妙な女が出没するようになる。ローマの異変を感じたフィアンセ・マリーナは、妹とローマの親友の手を借りて彼を救おうとする。

ロシアに伝わる「ルサールカ(水の霊)」の伝説をベースに作られた作品。人魚ではなく、怖い顔した怪魚が襲い掛かる。気が乗らないからと言って、夜に湖で泳ぐローマ。怖いもの知らず、というか単なるアホ!

無理やりなシチュエーションもホラーのお決まりパターン。ローマのフィアンセ・マリーナが機転の利く子でラストはどうにかまとまるが....。 今一つ怖いシーンが予測できてしまったのが残念。



6. Sans un bruit(クワイエット・プレイス) 

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*写真は「AlloCiné」より出典

アメリカ(2018年)

評価:★★★★☆(/5点満点)

監督・脚本:ジョン・クラシンスキー(John Krasinski)、ブライアン・ウッズ(Bryan Woods )

放映時間:1時間31分

あらすじ:

盲目だが音に敏感な怪物が世界中で人間を食い散らかしていた。生き延びていたアボット一家は、手話を使ってコミュニケーションをはかっていた。しかし、物資を探して帰る途中、末っ子のボーは音を立ててしまい、怪物に殺されてしまう。

それから一年、アボット一家は音を立てないようひっそり暮らしていたが、怪物は一家に感ずいていた。

ある日、父親のリーと弟のマーカスは釣りに出かけ、姉のリーガンは妊婦の母イヴリンを家で見ていることになった。2人の留守の間、イブリンは産気づいてしまう。地下室で出産しようと移動したが、音をたててしまい怪物に見つかってしまう.....。

映画館で観た初のホラー。ホラーは怖くて映画館で観れなかったけど、意を決して出かけた。ドルビー音が頭の周りから聞こえてきて、まるで主人公になったかのような感覚を味わえ、大満足。

少ない観客だったが、サバイブシーンでは独り言を言っていたので、ひんしゅくだったかもしれない。やっぱり家で観た方が思い切り叫べるのでいいですね。

 

感想は、当たりでした。スリル満点、とっても面白い!音に反応する化け物もこれでもかと襲ってくる。終盤、サバイブする二人の子供がいじらしい。そして母ちゃんも負けとりましぇん!

「Sans un bruit 2 (クワイエット・プレイス 2)」は、2021年4月21日に公開予定(フランス)。

 

 

7. Saint Ange(MOTHER マザー)

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*写真は「AlloCiné」より出典

フランス(2004年)

評価:★★★(/5点満点)

監督・脚本:パスカル・ロジェPascal Laugie)

放映時間:1時間38分

あらすじ:

1958年フランス、アルプス地方。私生児を身ごもっているアンナは、一人の子供死の後に閉鎖となる孤児院「サン・アンジュ(Saint Ange)」を掃除するために雇われた。

アンナは、孤児院に暮らす少女ジュディスと、家政婦ヘレンカと一緒にこの建物で暮らすことになる。しかし、徐々に足音やささやき、時には笑い声を耳にするようになる。

そして、孤児院のどこかに子供がいると確信するようになったアンナは、調査を始める。この孤児院には忌まわしい過去が隠されていた。

パスカル・ロジェ監督の長編映画デビュー作品。主演の女優ヴィルジニー・ルドワイヤン(Virginie Ledoyen)が際立って美しい。

ホラーらしくない神秘的な雰囲気。物語の進行がゆったりしていて、じわじわとラストに向かう。

終盤は少しピッチが上がるが、孤児院の忌まわしい過去が明らかになって、ちょっと気味が悪い。静かなホラーといった感じ。

 

 

8-1. Ça(IT/イット “それ”が見えたら、終わり。)

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*写真は「AlloCiné」より出典

アメリカ(2017年)

評価:★★★★☆(/5点満点)

監督・脚本:アンディ・ムスキエティ(Andrés "Andy" Muschietti)

      チェイス・パーマー(Chase Palmer)

放映時間:2時間15分

あらすじ:

1989年、メイン州の小さな田舎町では、児童失踪事件が相次いで発生していた。ある大雨の日、内気な少年ビルの弟も外出し、そのまま行方が分からなくなる。

悲しみに暮れるビル。そんな中、突如「It(ピエロ)」が現れる。以来、ビルは恐怖にとりつかれる。ビルだけではなく、不良少年のイジメに遭っている子どもたちも「It(ピエロ)」に遭遇していた。

同じ恐怖を体験したビルと子供たちは団結して「ペニーワイズ」と呼ばれるピエロに立ち向かう。しかし、ビルたちを待っていたのは、さらに大きな恐怖だった.....。

1990年に放映されたリメイク版。1986年に発表されたスティーヴン・キングのホラー小説「IT/イット(英語版)」が原作。(「Chapitre 2」も同じく)

 

ペニーワイズの目が、目が怖~い。また、口をぐぁ~と開けて襲ってくる様がたまらない。そして自由自在に姿形を変えるペニーワイズ、見る側の恐怖をあおる。

子供目線での怖さが伝わってきて、そのリアル感がたまらない。ちょっとグーニーズちっくな冒険ものホラー。

 

「シャープ・オブジェクツ(Sharp Objects )」、「ノット・オーケー( I Am Not Okay with This)」のソフィア・リリスSophia Lillis)、「ストレンジャー・シングス 未知の世界 (Stranger Things)」のフィン・ヴォルフハルト(Finn Wolfhard)、「ノット・オーケー( I Am Not Okay with This)」のワイアット・オレフ(Wyatt Oleff)などの若手人気俳優が共演している。

 

 

8-2. Ça Chapitre 2(IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。)

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*写真は「AlloCiné」より出典

アメリカ(2019年)

評価:★★★★☆(/5点満点)

監督・脚本:アンディ・ムスキエティ(Andrés "Andy" Muschietti)

      ゲイリー・ドーベルマン(Gary Dauberman)

放映時間:2時間49分

あらすじ:

27年後、邪悪なピエロ・ペニーワイズが戻ってきて、デリーの町を再び恐怖に陥れる。大人になった仲間たちは、それぞれの人生を生きていた。

しかし、人々が姿を消し始めると、地元に残ったマイク・ハンロンは他の仲間を家に呼び、最後の切り札を用意する。

過去の傷跡によって傷を受けた仲間は、姿を変えるペニーワイズをやっつけるために、彼らの最も深い恐怖を克服しなければならなかった....。

 

チャプター2は映画館に足を運んだ。大画面のペニーワイズはやっぱり怖くて叫びそうになる。その夜、ペニーワイズの目が頭から離れなかった。

27年後のそれぞれの俳優が上手く選出してあるな、という印象。1作目より24分長い仕上がりとなっているが、時間を忘れてしまうほど、心臓バクバクしながらのめりこんでしまった。

 

 

9. MUSE(悪に堕ちた女神の魂)

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*写真は「AlloCiné」より出典

スペイン、ベルギー、アイルランド、フランス合作(2017年)

評価:★★★☆(/5点満点)

監督・脚本:ジャウマ・バラゲロ( Jaume Balagueró)

放映時間:1時間48分

あらすじ:

婚約者の自殺の後、大学教授のサミュエル・ソロモンは、繰り返される悪夢に悩まされるていた。それは、不気味な儀式の最中、殺害された女性の悪夢だった。

そんなある日、TVで目にした「儀式殺人」のニュースが、彼の悪夢に似ており、犠牲者リディアはサミュエルが夢で見た女性だった。彼は悪夢が予知夢だったことを知る。

殺人現場で出会ったレイチェルは、サミュエルと同じ夢を見ていた。この犯罪を一緒に調査している間、サミュエルとレイチェルは恐ろしくも神秘的な世界に翻弄される....。

「REC レック」シリーズのジャウマ・バラゲロ監督作品。 サスペンスホラーといった感じ。殺人事件の謎解きしながらクライマックスへ向かう。

ギリシャ神話のムーサ(Musa)からインスピレーションを受けたとされる7人のミューズ「招待」「導き」「欺き」「罰」「予言」「情熱」「秘匿」。なかなか奥が深い。

「REC(レック)」作品よりこちらの方が私好み。サスペンス感があって上手くまとまっている。

 

 

10. Dans les hautes herbes(イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路)

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*写真は「AlloCiné」より出典

アメリカ、カナダ合作(2019年)

評価:★★★(/5点満点)

監督・脚本:ヴィンチェンゾ・ナタリ(Vincenzo Natali)

放映時間:1時間30分

あらすじ:

少年の助けを求める声のを聞いて、妊婦のベッキーと彼女の弟カルは、草が大人の背丈ほどある広大な畑に入って行った。少年はなかなか見つけられず、道に迷った二人は離れ離れになってしまう。次第に草むらの異様さが二人を襲う。

スティーヴン・キングと(彼の息子)ジョー・ヒルの短編小説「In the Tall Grass(2012年)」が原作とあって期待して観たけど、物語が進むにつれてスピードダウン。異次元世界へループされてしまう人々、突然現れる少年、巨岩、訳わからなくなり.....わなわな~。

短編小説を長編映画へ起用したので無理があったのではとの声もあるよう。 ただ、ホラーものにしてはラストに救いの手(?)があったのでよしとする。ファンタスティック要素アリのホラー。 

 

 

最後にちょっと一言

さて、「こんなのを好んで観るなんて、頭がおかしいぞ!俺はホラーは観ないからな!」と息巻いていた夫、横で携帯見てたかと思えば映画をチラ見(→気になっている)。

特にサバイブものでは「こうなるぞ!」とぶつぶつ独り言 → 引きつる夫の顔(笑)。夫もホラーで無意識にストレス発散してるのかもしれません。

 

軽い幸福感が感じられ、メンタルが強くなるホラー映画鑑賞。コロナ禍の今、おうち時間のお供にいかがでしょう? 恐怖のあまり、ストレスが一気に吹き飛んでしまうかも!

*注:ホラー映画を自ら好んで観る人にホラー映画鑑賞の効果が出るそうです。

 

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