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エリゼ宮のブランド商品がこの秋ネットにお目見え!

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画像の引用元:By Chatsam 

マクロン大統領就任後1年が経ちました。急ピッチな彼の政策に抗議の声が後を絶ちませんが、5年の間に改革を目指すマクロン大統領の政策はある意味ダイナミックであり、本来、改革とは変化させること。動かなければ、変化しなければ何も変わりません。

 

エリゼ宮のブランド商品がネット販売! 

さて、元銀行家のマクロンエリゼ宮の建物を改修するための資金調達を目的に、エリゼ宮のブランド商品を販売する案を打ち出しました。ヨーロッパ文化遺産の日(9月15、16日)に「Présidence de la République(共和国の大統領)」と書かれた鉛筆やハガキ、マグカップ、ライター等が販売される予定で、直ぐに売り切れてしまうだろうと予想されています。 

このアイデアは新しいものではなく、すでに2010年3月、二コラ・サルコジ前フランス大統領の下、「Présidence française(フランス大統領)」のマークの付いた時計、宝飾品、文房具、袋、切手、食器、衣類、靴、傘などのアイテムが商品化されています。

www.elysee.fr

そんな訳で、マクロン夫妻のエリゼ宮のデコレーションを少し覗いてみましょう!

 

マクロン夫妻のエリゼ宮モダン化

マクロン大統領が働くオフィス

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 画像の引用元:www.parismatch.com(Photo : Philippe Petit)

モダンとクラシックがセンス良くおさまってますね。窓際の壁にはパリ13区の建物に描かれているものと同じアート「Liberté, égalité, fraternité(自由、平等、友愛)」が飾られています。ちなみに下記は国立家具から来たもの。

・絨毯: Claude Lévêque

・暖炉の上のタペストリー:Pierre Alechinsky

・右手のコンクリートデスク:Francesco Passaniti

 

マクロンの妻ブリジットのオフィス

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 画像の引用元:www.parismatch.com(Photo : Philippe Petit)

マクロンの妻ブリジットのオフィスとして使われている 「Le salon des Fougère(サロン・デ・フジェール)」。壁紙はルイ16世のために作られた部屋のモチーフ(森にある木をイメージした壁紙)を再現したもの。この部屋同様、60代のブリジットが年の差婚のマクロンに劣らずとても素敵に映るのは納得。

同じ部屋でも下は二コラ・サルコジ前大統領の妻カーラ・ブルーニが使用していた「Première dame」。家具一つでこんなにも印象が異なる。

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画像の引用元:Wikipedia

 

レセプションルーム「Le salon Murat」 

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 画像の引用元:www.parismatch.com(Photo : Philippe Petit)

官僚会議のために時間を費やしたサロンはレセプションルームに。一見すると落ち着いた感で収まるところ、赤・青・黒の絨毯とのコントラストがおっされ~。

絨毯:Sylvie Fajfrowska

 

 控えの間

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  画像の引用元:www.parismatch.com(Photo : Philippe Petit)

Murat階段の頂上には、マクロンのオフィスに続く控えの間。国旗の色の絨毯にソファーの色を合わせたセンスが憎い!

絨毯:Christian Bonnefoi

ソファ、椅子:Eric Jourdan

 

「Le salon Doré」マクロンとオランドのデコ比較 

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   画像の引用元:www.parismatch.com(Photo : Philippe Petit)

比べてみるとセンスの良しあしが一目瞭然!上のモノクロの写真はフランソワ・オランド前大統領時の「Le salon Doré(2012年8月)」、下の写真はマクロン政権に変わってから。同じサロンなのにこの違い。

 

歴代大統領のエリゼ宮 

第19代大統領、ジョルジュ・ポンピドゥー(Georges Pompidou・1969-1974)

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現代美術の偉大な恋人だったポンピドゥーが選んだのは当時としてはとてもモダンなデコでした。パリ右岸4区に位置する総合文化施設「ポンピドゥー・センター」は彼の名前から。ポンピドゥーの好み一食に装飾されたエリゼ宮でしたが、彼はそこでの生活は好まず、可能な限り、サン・ルイ島(パリ4区)の自宅で暮らしていたそうです。

 

第22代大統領、ジャック・シラク(Jacques Chirac・1995-2007) 

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ナポレオン三世スタイルの部屋はシラクの妻ベルナデットの友人であるインテリアデザイナー、アルベルト・ピント(Alberto Pinto)に委ねられたもの。

 

第23代大統領、二コラ・サルコジ(Nicolas Sarközy・2007-2012)

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黒い政治家サルコジ。お顔がどうしてもマフィアに見えて仕方ないのはやっぱり.....。この3月には警察に身柄を拘束、事情聴取を受け、その後、またもや違法な資金調達で公訴されちゃった。カーラ、あ~た男を見る目がないわ。

そんなサルコジ、当時は全ての時間をエリゼ宮で暮らすことを嫌い、ベルサイユにある「 Pavillon de la Lanterne」に投資し、そこをセカンドハウスとして利用、プライバシーを守っていたそうです。

 

第24代大統領、フランソワ・オランド(François Hollande ・2012-2017)

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憎めないオランド。ゴシップ誌を賑わせたにもかかわらず、彼の正直な所が好きだというフランス人は多い。そんなオランド、改革は約束したけど、エリゼ宮の内装は変えたくなかったとか。

 

まとめ

エリゼ宮のデコレーション。各大統領によってずいぶん変わりますね。サルコジはお金、お金よ~って感じのキンキラ感大ですが、庶民派のオランドなんて、内装変えるどころかそのまんま。ポンピドゥーは文化施設の名前のごとく、アート。

部屋はその人の心を表すと言われるよう、歴代大統領の装飾に比べるとマクロンのデコレーションは古いものとモダンなものが上手く組み合わされていて、バランスがいい感じを受けます。そんなマクロンの提案するエリゼ宮のブランド商品は、デコと同じくシンプル&洒落たものでしょう。商品がお目見えしたらブログでご紹介したいと思います。