マーガレットと素敵な季節 Marguerite et belle saison 

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オーストリア皇后シシィが滞在した「コッレール美術館(Museo Correr)」~イタリア・ヴェニス

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サンマルコ広場の「コッレール美術館(Museo Correr)」を訪れました。「考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale)」と「国立マルチャーナ図書館(Biblioteca Nazionale Marciana)」が同じ建物内で繋がっているのでそちらも合わせて見学できます。なかなかの見ごたえで、観光客が少ないので穴場。印象的だったのは、オーストリア皇后エリーザベト(愛称シシィ)が滞在したプライベート部分。とても優雅で美しい装飾にシシィがそこに滞在していた姿が目に浮かんでくるようでした。 

コッレール美術館(Museo Correr)

サン・マルコ寺院の正面に門を構える「コッレール美術館(Museo Correr)」。ヴェネツィア共和国の行政長官の執務室として使用されていた。美術館(Museo Correr)は、1830年ヴェネツィアに芸術作品を残した最も古いヴェネツィア家の一族の末裔Teodoro Correr(1750 - 1830)にちなんで名付けられている。

美術館には、数世紀にわたるヴェネツィアの歴史と日常を反映した芸術作品、書類、オブジェクト、地図が収められている。ナポレオン翼には15~19世紀の壮大な新古典派とアートギャラリーが展示されており、アントニオ・カノーヴァ、ヴィットーレ・カルパッチョ(Vittore Carpaccio)、ジョヴァンニ・ベッリーニ(Giovanni Bellini)とアントネロ・ダ・メッシーナ(Antonello da Messina)の作品の驚くべきコレクションが含まれている。

5万点を超えるコレクションや、Teodoro Correrによって遺贈された図書館には12,000点の原稿、750点のインキュナブラ(incunabula・15世紀に活版印刷術を用いて印刷されたもの)、10万点のモノグラフと定期刊行物が豊富にある。    (ウィキペディアより一部引用)

  

ネオクラシックルーム(Le Sale Neoclassiche)

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     美術館は行ってすぐの部屋は「ダンスホール(Salone da ballo)」

  

皇后エリーザベトの部屋(Stanze dell’Imperatrice Elisabetta)

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ダイニングルーム。この部屋は二つの機能を持っていました。政府内閣の会議用の非公式の食事室として、そして、次室ロンバルディ・ヴェネツィア王座室への前室として使用されていました。

 

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ロンバルディ・ヴェネツィア王座室。隣の大きな部屋が皇帝または総督によってプライベートな観客のために使用された際、待合室として使用されました。後にエリーザベトも待合室として利用しています。部屋はイタリアの画家Giuseppe Borsatoによる装飾で王座の部屋として設計されました(1838年)。 シャンデリアは18世紀ムラーノ製↓

 

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    シシィの愛称で知られるオーストリア皇后エリーザベト(Elisabeth)

 

オーストリア皇后エリーザベト(Elisabeth)1837~1898年

型破りな性格だったエリーザベト、16歳で結婚し、オーストリア皇后となった(1854年)。自由を愛するエリーザベトは姑ゾフィー大公妃から嫌がらせを受けるようになり、宮廷生活や皇后としての義務や職務を嫌い夫に同行してイタリアを訪問するようになる。その時に滞在したのが現在のコッレール美術館(Museo Correr)の一部。

1898年9月、エリーザベトは旅行中のジュネーヴレマン湖のほとりで、イタリア人の無政府主義者(ルイジ・ルケーニ)に鋭いヤスリで心臓を刺されて殺害され、息を閉じた。  (ウィキペディアより一部引用)

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ドイツの画家フランツ・ヴィンターハルター(Franz Winterhalter)によるエリーザベトの肖像画(1865年)

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1950年代から80年代にかけて西ドイツやフランスの映画で活躍したオーストリアの女優故ロミー・シュナイダー(Romy Schneider)。映画「Sissi」でエリーザベト皇后を演じています。

 

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皇后の寝室(Camera da letto dell’imperatrice)

1856年からエリザベス皇后の寝室として使用された。存在しないが皇后のベッドはロココスタイルであった。展示してあるのはナポレオンの妻ジョセフィーヌの息子ウジェーヌ・ローズ・ド・ボアルネ(Eugène Rose de Beauharnais)の皇室様式のベッド(イニシャルのEが記してある)↓

ウジェーヌはわずか24歳でイタリア王国の副王となり、彼はここで生涯の半分近くをすごすこととなる。1805年の遠征後、ウジェーヌはバイエルン王女オギュスタ=アメリーと結婚した。そしてナポレオンは彼にヴェネツィア公の称号を与えた。

 

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カノーヴァコレクション(La Collezione canoviana)

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イタリアの彫刻家アントニオ・カノーヴァ(Antonio Canova)「ダイダロスとイーカロス(Dedalo e Icaro)」(1779年)

ダイダロスとイーカロスはギリシア神話の登場人物

ダイダロスは、有名な大工、工匠、職人、発明家。名前は「巧みな工人」を意味する。ミーノース王の怒りを買い、息子イーカロスと共に塔に幽閉されたダイダロス。2人は人工の翼をつくりそこから逃亡を図るが、その途中でイーカロスは太陽に接近しすぎ、翼の蝋が溶け墜落死してしまう。その後、ダイダロスシチリアまで飛翔し、カミコスの王コカロスの元に身を寄せたとされる。(ウィキペディアより一部引用)

  

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アントニオ・カノーヴァ(Antonio Canova)「オルフェオとエウリディーチェ(Orfeo ed Euridice)」(1775~1776年)

オルフェオとエウリディーチェ」はオペラの登場人物。

何があっても決して振り返って見ないことが妻・エウリディーチェを取り戻す条件だった。しかし、オルフェオがすぐに自分の方に見ようとしないことに不審を抱いたエウリディーチェは夫(オルフェオ)について行こうしなかった。絶望したオルフェオは耐え切れず、エウリディーチェの方を振り向いてしまう。(ウィキペディアより一部引用)


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    ピサニ図書館(Libreria Pisani)

珍しい写本、16世紀初頭から18世紀初頭にかけて制作された印刷物、そして博物館の大規模なコレクションを展示しています。

 

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   アントニオ・カノーヴァ(Antonio Canova)「Amorino alato」(1797年)

 

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 中央奥の彫刻は アントニオ・カノーヴァ(Antonio Canova)「Venere Italica」(1804~1812年

  

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国立マルチャーナ図書館(Biblioteca nazionale Marciana)の天井画。イタリアで最も古い図書館の一つで、ヴェネツィアの歴史と古典文献学を専門としている。

 

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今回利用した博物館・美術館パスは「VENEZIA UNICA」のWebで購入しました。博物館・美術館パスだけではなく、空港バスや水上バス等の交通機関等とセットになったパスや、交通機関だけでもネットで購入すると割安になり利用価値大。博物館・美術館パスは、Palazzo Ducale(ドゥカーレ宮殿)とサンマルコ広場周辺の3つの美術館共通券(20€)とPalazzo Ducale(ドゥカーレ宮殿)と他の10つの市立博物館・美術館共通券(24€)があります。交通機関や他のサービスとセットで割安になるパスもありお勧めです。

「VENEZIA UNICA」

www.tripadvisor.jp

 

おまけ

雨が降るとこうなる↓

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海水が上がってきて長靴なしじゃ歩けましぇん! 

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