マーガレットと素敵な季節 Marguerite et belle saison 

フランスでの日々、大好きな映画など

秋の夜長にホラー・サバイブ映画はいかが?

秋の夜長、ホラー・サバイブ物を観る私。夫から「こんなネガティブなのばかり観るなんてホントにどうかしてるぞ!」と、き〇がい扱いされながらもやめられない。でも負けましぇん(?)ってことで、最近観たホラー・サバイブ物から10選ご紹介したいと思います!

 

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1. GET OUT(ゲット・アウト)

アメリカ(2017年)

評価:★★★(/5点満点)

監督:ジョーダン・ピール(Jordan Peele)

脚本:ジョーダン・ピール(Jordan Peele)

あらすじ:

若いアフリカ系アメリカ人の写真家クリスと白人の大学生ローズのカップル。週末ローズの両親に挨拶すべく二人はニューヨーク郊外の高級住宅街に建つ彼女の実家(アーミテージ家)へと向かう。ローズの両親はクリスを温かく迎えてくれたが、次第に違和感を感じるようになるクリス。ローズの母親から催眠療法を受けたクリスは、母親が亡くなった夜を思い出してしまう。翌日、パーティーが開かれ、ほとんどの招待客が白人だったため気分を害してしまうクリス。そんな中、招待客の中に黒人の青年ローガンを見つける。彼はずっと年の離れた白人女性と結婚していてアーミテージ家で働くスタッフと同様、感情表現に乏しかった。クリスはローガンの写真を撮ろうとしてフラッシュを焚いた。すると、ローガンは突然叫び始め、クリスに殴りかかってきた。ローズの母親に連行され、催眠療法を受けたローガンはすっかり落ち着きを取り戻していた。

 

30分ほどでラストの展開が見え隠れしてしまったのが残念。 コメディアンのジョーダン・ビルの初監督作品。そのせいか、サバイブなのに笑えるシーンがあるのも怖さを激減させている。根底に黒人に対する差別問題が見え隠れする作品で、ラストはお笑いっぽく終わる。高評価だったので期待してみたけどスリル感が今一つ。お笑い寄りのサバイヴと割り切って観ることをお勧めします。

 

 

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2. Don't Knock Twice(ドント・ノック・トワイス)

*フランスでのタイトルは"BABA YAGA"

イギリス(2017年)1時間35分

評価:★★★☆(/5点満点)

監督:キャラドッグ・W・ジェームス(Caradog W. James)

脚本:マーク・ハッカービー(Mark Huckerby)、

   ニック・オストラー(Nick Ostler)

あらすじ:

ドアを2回ノックすると狂った老婆が現れるという都市伝説が残る荒れ放題の屋敷。そこに出かけた若い二人クロエとダニー。ダニーは面白半分にドアをノックし、悪霊を蘇らせてしまう。家に帰ると、ダニーは異常な超常現象を経験し始める。クロエがダニーに電話(スカイプ)をかけたとき、画面に映ったダニーはいきなり目に見えない何かによって引っ張られ居なくなってしまう。怖くなったクロエは仲たがいしていた母親のもとで数日滞在することにするが、老婆の呪いは少しずつ姿を表しはじめ、母親にまで襲いかかる。

 

昨今観たホラーものではなかなか良かった。老婆が出てくるシーンは怖~い。少し「Lights Out(ライト/オフ)」に似た感が。サスペンス要素あり、母のど根性、怖い映像で楽しませてくれる。悪くない出来。ラストが曖昧な感じで終わるのでもしかしたら続編あり? ちなみに「バーバ・ヤーガ(Baba Yaga)」とは、スラヴ民話に登場する妖婆のこと。民話に登場するときはたいてい子供を誘拐して取って喰うパターンが典型で、本作でもそんなシーンがあり。

 

 

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3. SPLIT(スプリット)

アメリカ(2017年)

評価:★★★☆(/5点満点)

監督:M・ナイト・シャマラン(M. Night Shyamalan)

脚本:M・ナイト・シャマラン(M. Night Shyamalan)

あらすじ:

パーティーの帰り道、3人の女子高生(ケイシー、クレア、マルシア)は見知らぬ男に拉致され監禁されてしまう。監禁された場所にいた男は、堅物で潔癖症なデニス、品格のある女性パトリシア、9歳の少年ヘドウィグと次々と人格を変えていく23の人格を持つ多重人格者だった。女子高生は脱出を試みるが失敗し、3人は離れ離れに監禁されてしまう。そんな中24番目の人格"ビースト"が現れ、ケイシーたちは絶望の淵に立たされる。

 

多重人格者に拉致された女子高生のサバイブ劇。 ナイト・シャマラン監督作品は何作か観てるけど前作(駄作)「The Visit」に比べたらなかなかの出来。現に続編「Glass」が2019年に公開予定で、ブルース・ウィリスサミュエル・L・ジャクソンも加わりパワーアップが期待できそう。多重人格者ゲヴィン役のジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy)の演技がすこぶる恐怖を誘う。ラストの超人的能力はどうしちゃったのかいまだ謎だけど.....。フランスに住んでから多重人格者って実は意外と身近にいるのに驚いた。

 

 

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4. WITHIN(ウィズイン/恐怖が潜む家)

アメリカ(2016年)

評価:★☆(/5点満点)

監督:フィリップ・クレイドン(Phil Claydon)

脚本:ゲイリー・ダウバーマン(Gary Dauberman)

あらすじ:

ジョンは娘ハンナと新しい妻メラニーと共に閑静な住宅街に引っ越してくる。だが惨殺事件が起きた過去があル家で、家族は恐怖にさらされるようになる。

 

正直観なきゃよかったと思った作品。血塗られた過去があった家をわざわざ買う父親もさながら、端々で詰めが甘くラストはあぁ~~。唯一、壁裏を逃げるシーンはスリルがあるけどそれ以外は今一つ。 2007年のアメリカの住宅バブル崩壊で多くの人が家を手放さなければならなかった当時、屋根裏部屋などに潜んで暮らしていた人がいたというから驚き。

 

 

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5. Incarnate(ドクター・エクソシスト

アメリカ(2016年)

評価:★★★(/5点満点)

監督:ブラッド・ペイトン(Peyton Brad)

脚本:ロニー・クリステンセン(Ronnie Christensen)

あらすじ:

悪霊に取り憑かれた人の潜在意識に入り除霊することができる科学者エンバー。悪霊に妻と子を殺されたアンバーは車椅子生活を送りながら復習のため悪霊マギーを追っていた。そんな中、バチカンによる悪魔祓いでは手に負えない悪霊に取り憑かれた少年キャメロンを見ることになる。エンバーは少年の潜在意識の中に入り込み悪霊に挑むが、少年に取り憑いていた悪霊はエンバーが追う悪霊マギーだった。

 

インシディアス(Insidious1、2)」を製作したジェイソン・ブラムと「カリフォルニア・ダウン(San Andreas)」の監督ブラッド・ペイトンがタッグを組んでいる。そのせいか、「インシディアス(Insidious1、2)」によく似ている。潜在意識に入った時の怖さがインシディアスほどでないのが残念。ラスト間際のシーンは一転二転して面白いが、最後はお決まりのパターン。もう少し心臓バクバク怖いシーンがほしかった。

 

 

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6. I Am Not a Serial Killer(アイム・ノット・シリアルキラー

アイルランド、イギリスの合作(2016年)

評価:★★★(/5点満点)

監督:ビリー・オブライエン(Billy O'Brien)

脚本:ダン・ウェルス(Dan Wells)

あらすじ:

アメリカ中西部の小さな町のティーンエイジャー、ジョンはソシオパス(社会病質者)と診断され、殺人的な衝動に苦しんでいた。家族が経営する葬儀屋を手伝っていたジョンは死体や殺人への興味が抑えられず、彼はルールを作りセラピストと話すことで精神をコントロールしていた。そんなある日、地元で連続猟奇殺人事件が発生する。ジョンは自ら調査に乗り出す中、隣人のお爺さんが殺人鬼だと分かってしまう。ジョンは自己の衝動を抱えつつ、さらなる凶行を阻止するため恐るべき殺人鬼に立ち向かう。

 

本作はダン・ウェルズの2009年の同じ名前の小説に基づいて製作されたアイルランド・イギリス合作のホラー・スリラー。どっかで見た顔だと思ったら、「バックトゥザフューチャー」 シリーズ(ドク役)でおなじみのクリストファー・ロイドが出演している。映像がずーっと暗めで寒々とする。スリラー物かと思って観たら意外な展開でラストを迎える。ちょっとアメリカドラマ「Outcast(アウトキャスト)」っぽい。

 

 

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7. Pet(ペット 檻の中の乙女)

アメリカ、スペイン合作(2016年)

評価:★★(/5点満点)

監督:カルレス・トレンス(Carles Torrens)

脚本:ジェレミー・スレイター(Jeremy Slater)

あらすじ:

動物保護センターで働く青年セスは同級生だったホリーと再会する。ホリーに恋心を抱き言い寄るが、邪険にされたセスは激怒。彼はホリーを拉致して職場の地下の檻に監禁する。飼い主気取りのセスだったが、その恋心を利用したホリーの反撃を受けることになる。

 

ストーカーってホント怖い。それもこんな檻の中に監禁だなんて、完全にいかれちゃってる。でもやったことは返ってくるわな。ラストは予想道りの展開だったけど、どうするのかが見物だった。中盤以降ヒートアップ。サバイブ!

 

 

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8. Instinct de survie(ロスト・バケーション)

アメリカ(2016年)

評価:★★★(/5点満点)

監督:ジャウム・コレット=セラ(Jaume Collet-Serra)

脚本:アンソニー・ジャスウィンスキー(Anthony Jaswinski)

あらすじ:

医学生のナンシー(ブレイク・ライヴリー)は休暇を利用して亡き母が教えてくれた秘密のビーチを訪れる。時を忘れてサーフィンを楽しむナンシーだったが、何かにぶつかり脚を負傷してしまう。慌てて近くの岩場に避難したものの、傷口は大量に出血していた。しかし何よりも彼女を恐怖のどん底に陥れたのは、目の前を悠然と泳ぐ巨大なサメの影だった。海岸までおよそ200メートルだが、徐々に潮が満ち始め、岩場の面積はみるみる狭まっていく。生き残るために必死で考え抜くナンシーだったが…。

 

リーアム・ニーソンLiam Neeson)主演の「Night Run」や「Non Stop」を手掛けた監督作品。そのせいか、よくあるジョーズ物と一味違い、スピード感&スリル感あって楽しめる。さらにブレイク・ライヴリーの魅力が満載!サーファー姿がとても似合っていた。サメの映画はたくさんあるけど、サバイブ劇が見物。温暖化でサメがあちこち増えているからマリンスポーツする方はご用心。

 

 

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9. Délivre-nous du mal(NY心霊捜査官)

アメリカ(2014年)

評価:★★★(/5点満点)

監督:スコット・デリクソン(Scott Derrickson)

脚本: スコット・デリクソン(Scott Derrickson)

あらすじ:

ニューヨーク市警察の警察官であるラルフ・サーキは、動物園で母親が我が子をライオンの檻に投げ捨てるといった事件や、妻に対して激しい暴力をふるった男性の事件を担当していた。これらの事件は一件全く関連性はないように思われたが、どちらの事件の加害者もまるで何か別のものに取り憑かれたかのような半狂乱の状態で逮捕されていた。サーキはこれらの事件を捜査していくうちに、自分にしか見えない何かが裏に潜んでいることを確信する。そんな彼の前に、メンドーサと名乗る神父が現れ、一連の事件は悪霊によって引き起こされたもので、サーキが持っている霊能力を使って事件を解決するよう彼に助言する。こうしてニューヨークでたった一人の「心霊捜査官」となったサーキは、早速霊能力で事件を捜査していくが、その裏には彼の想像を超える恐ろしい存在が潜んでいた。(ウィキペディアより引用)

 

本作は、ニューヨーク市警の巡査部長であり、実在する霊能力者だと言われているラルフ・サーキの手記「エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル」を原作として製作されている。サーキ役は男前のエリック・バナ(Eric Bana)、牧師役にワイルドなエドガー・ラミレス(Édgar Ramírez)と最高の組み合わせ!実話をもとに描かれていて、「死霊館(The Conjuring)」シリーズを彷彿とさせる。やっぱりこんな事ってありだよなと思ってしまった(ノイローゼ)。

 

 

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10. Oculus(オキュラス/怨霊鏡)

アメリカ(2014年)

評価:★★☆(/5点満点)

監督:マイク・フラナガン(Mike Flanagan)

脚本:マイク・フラナガン(Mike Flanagan)

あらすじ:

2002年、アランは妻のマリー、子供のケイリー、ティムと共に新居に引っ越してきたした。アランは自分の仕事場に置く古びた鏡を購入する。しかし鏡を買ってから一家は幻覚に苦しめられることになる。やがて、アランとマリーは精神を病むようになり、ある日凄惨な事件が起きた。父親が妻を拷問し殺害。父親も銃で撃たれ死亡した。ふたりの子供は救出されたが、10才の弟は父親の殺害容疑で精神病院送りとなる。そして11年後、残された姉弟は、事件が鏡の魔力によることを証明し、鏡を葬り去ることを決意するが…。

 

トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門観客賞受賞作品。プロデューサーは「インシディアス(Insidious)」のジェイソン・ブラム。現在と過去の二つの時系列で物語が進むため、現実と幻覚が交互に映し出され少し分かりにくいかもしれない。中盤までは良かったが、クライマックスに向かうにつれ恐怖が減。ラストは無念にもあ~~。「Don't Knock Twice(ドント・ノック・トワイス)」のケイティ・サッコフ(Katee Sackhoff)が母親役で出演している。ちなみに「Oculus(オキュラス)」とはラテン語で「眼球」を意味する。

 

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