マーガレットと素敵な季節 Marguerite et belle saison 

フランスでの日々、大好きな映画など

不正はご法度!エドゥワール・フィリップ内閣4名入れ替え

f:id:bluejusmine:20170623022704j:plain

6月21日「Édouard Philippe II(エドゥワール・フィリップ Ⅱ)」と称し、新たな内閣が発表されました。「不正を働いた奴は容赦なくクビ!」という訳で、エドゥワール・フィリップ内閣の4名が公的資金を不正に使用していたため、辞任となりました。政治家はどいつもこいつもはたけば埃(←なめちょんねんか!)。そんなわけで、 入れ替わったメンバー6名を簡単にご紹介します。写真上は新しく入れ替わった人、下はクビになった人(→あばよ)。

 

1. Ministre de la Justice(司法大臣) 

François Bayrou(フランソワ・バイル)↓ 

Nicole Belloubet(ニコル・ベルべ)62歳 左派(Divers gauche所属)

・パリ生まれ。

・L’université Panthéon-Assas大学院卒業(法律)、L'université Panthéon-Sorbonne大学卒業(法務博士)

・大学教授(法律)→ 法曹 →トゥールーズ市の文化部門兼副市長 

あばよ、フランソワ ↓「嘘がばれちまったで。」

 

2. Ministre des Armées(軍事大臣) 

Sylvie Goulard

Florence Parly(フローレンス・パーリー) 54歳 中道左派(PS・社会党所属)

・パリ郊外ブローニュ=ビヤンクール(Boulogne-Billancourt)生まれ

パリ政治学院(Institut d'Etudes Politiques de Paris)、フランス国立行政学院(École nationale d'administration)卒業

・1995年PS(社会党)入社(予算部門)→ 国務長官(予算)→  ブルゴーニュの地域評議会の副議長

あばよ、シルヴィ↓

3. Ministre de la Cohésion des territoires(国土団結大臣)

Richard Ferrand

Jacques Mézard(ジャック・メザー)69歳 左派 (PRG所属)

・オーリヤック(Aurillac)生まれ

・弁護士 → オーリャック市議会議員 → カンタル県の上院議員 → RESD(Groupe du Rassemblement Démocratique et Social européen・民主社会欧州連合グループ)の党首

 

あばよ、リチャード ↓「やばいぜ、やばいぜ(独り言)」

 

 

4. Ministre de l'Agriculture(農業大臣)

Jacques Mézard

Stéphane Travert(ステファン・トラヴァー)47歳 中道(REM所属)

ノルマンディー地方、カランタン (Carentan)生まれ

・法律とビジネスを学ぶ

・1988年社会党(PS)へ入党 → Caen(カーン)の副市長 → Manche(マンシュ)の代議士

f:id:bluejusmine:20170623062904j:plain

あばよジャック、じゃなくて、彼は国土団結大臣に移動 ↓

5. Ministre des Affaires européennes(ヨーロッパ総務大臣

Marielle de Sarnez

Nathalie Loiseau(ナタリー・ロワゾ)53歳

・パリ西郊外・ヌイイ=シュル=セーヌ (Neuilly-sur-Seine)生まれ。

パリ政治学院(L'institut d'études politiques de Paris)、フランス国立東洋言語文化学院Institut national des langues et civilisations orientales)卒業。

・外務省に入省 → インドネシアセネガル、モロッコ大使館勤務 → ワシントンのフランス大使館(記者サービス・広告担当)等 → フランス国立行政学院(École nationale d'administration)取締役

あばよ、マリエル↓

6. Ministre auprès du ministre d’État, Ministre de l’Intérieur(国務大臣、内務大臣)

François Bayrou↓ 

Jacqueline Gourault(ジャクリヌ・ゴーロウル)66歳 中道(MoDem所属)

・Montoire-sur-le-Loir(モントワール=シュル=ル=ロワール)生まれ

・歴史、地理の教師 → La Chaussée-Saint-Victor(ショセ=サン=ヴィクトル)市長 → フランス中部、Centre-Val de Loire(サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏)、Loir-et-Cher(ロワール=エ=シェール県評議員 →  ロワール=エ=シェール県の上院議員

またもや!あばよ、フランソワ ↓

潔く辞任したフランソワ・バイル↑ そのせいか、フランス国民の印象はそれほど悪くなく、むしろ、好印象だった。

 

エイブラハム・リンカーン(第16代アメリカ大統領)の名言に「40を過ぎたら自分の顔に責任を持て!」とありますが、まさしく!人の人生は顔に刻まれていく。どんなに表面を繕っていても、心のうちは表れます。不正を行う政治家の顔が同じように見えてしまうのは、どこかに共通するものがあるから。今回、マクロン政権がとった政策は尊重されるべき行動。クリーンな政治を目指すマクロン大統領の有言実行に、国民の支持率も上がるのではないでしょうか? 旋風を巻き起こし、フランスの政界に喝を入れていただきたいところです。