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マーガレットと素敵な季節 Marguerite et belle saison 

フランスでの日々、大好きな映画など

幸運がもたらされる「スズランの日(Le jours du muguet)」~フランスの5月1日

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写真上のスズランは夫が週末前に買ってきてくれたもの。日が経ったので少し枯れかけてますが(笑)毎年、スズランをプレゼントしてくれます。有難いなぁ。

 

フランスで5月1日は祝日。この日は「メーデー(La fête du travail)」であり、「スズランの日(Le jours du muguet)」でもあります。 

 「スズランの日(Le jours du muguet)」の由来

スズランの贈り物の慣習は15世紀にさかのぼります。当時、5月1日は「愛の饗宴(祝宴)」と言われ、王子や領主たちはスズランで花冠を作り、愛する人に贈りました。また、「bals du muguet(スズランの舞踏会)」が催され、若い女性は白いドレスをまとい、若い男性はジャケットの胸元にスズランを付け、舞踏会はいわゆる出会いの場となっていました。ちなみに舞踏会には、親の立ち入りは禁じられていたそうです。 

 1561年5月1日、幸せのシンボルであるスズランを受け取ったフランス王シャルル9世(1550-1574)は、スズランをお気に召し、翌年から宮廷のご婦人に毎年スズランを贈ったそうです。このことから、シャルル王がスズランの日を作ったと言われています。

貴族のスズランの慣習は次第に民衆にも浸透していきます。現代、「幸運が返る(retour de bonheur)」を意味するスズランは、「幸運を呼ぶ花」として親しい人や愛する人に贈られています。 

 

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毎年花を咲かせる我が家のスズラン。3年ほど前に夫が買ってきたすずらんを少しづつ増やしていった。

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「Je porte bonheur」は、訳すと「幸運」や「ラッキー」 と言う意味。

 

 5月1日は「メーデー(La fête du travail)」

メーデー(La fête du travail)」は1886年5月1日にアメリカの労働者が1日8時間労働を訴えたことが起源となっています。フランスでは1919年に8時間労働が取り入れられ、1947年以降、5月1日は祝日となっています。この日は許可なしで街頭で誰でもスズランを販売することができ、お小遣い稼ぎにスズランを販売する子供たちも見かけます。

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 5月1日の朝、娘が路上のスズラン売りから買ってきてくれた。バラがついて4€。

 

贈った人にも幸運が返ってくる"幸運を運ぶ(porte bonheur)"スズランの花。でも気を付けて!いい香りのスズランですが、強い毒性を持っています(特に花や根に多く含まれている)。触った後は手洗いを忘れずに。

来年は夫と娘にプレゼントしよう!

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