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マーガレットと素敵な季節 Marguerite et belle saison 

フランスでの日々、大好きな映画など

タンタンのお城「Le château de Cheverny(シュヴェルニー城)」はいい気を感じた場所だった

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先日、ずっと行きたいと思っていたロワール渓谷にある城「Le château de Cheverny(シュヴェルニー城)」を訪れました。パリからレンタカーで2時間半。バカンス中とあってか、人が多くて城館はゆっくり観賞とはいかなかったものの、城の敷地には花が満開、いい香りがそこら中に漂っていて気持ちのいい場所でした。

 

そんなシュヴェルニー城、ベルギーの漫画家ベルジュの「タンタンの冒険旅行」で、「ムーランサール城(↑)」として描かれています。別名「タンタンの城」と呼ばれることも。

 

Le château de Cheverny(シュヴェルニー城)」の歴史

1)ルイ11世の戦争会計係だったシュヴェルニー公爵・アンリ・ユロー(Henri Huranult)によって城の土地が購入された。

2)国家への無感覚から、フランス王・アンリ2世(Henri II de France )は、土地を愛妾のディアーヌ・ド・ポワチエ(Diane de Poitiers)へ寄付する。

3)シュヴェルニー城が好きだったディアーヌは城をもとの持ち主の息子フィリップ・ユロー(Phillippe Huranult)に売り、1624~1630年にかけて彼が城を継いでいる。

4)それから、150年にわたり城の持ち主は何度も入れ替わる。

5)財政難のため、ユロー家は1802年に城を売るが、1824年には買い戻し、今日までユロー家の一族が城を継いでいる。

                     (ウキィペディアより一部引用)

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 城の中に入ってみましょう!

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La salle à manger(ダイニングルーム)~ お城に入って右手直ぐの部屋 

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La chambre des mariés(新婦の部屋)

中央は1994年のヴィブレイ(Vibraye)公爵の結婚式で新婦がまとったドレス 

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      La chambre des naissances(誕生の部屋) 

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丁度、復活祭「Pâques(パック)」前とあってか、卵をあしらったドレスが展示されていました(La chambre des naissances / 誕生の部屋) 

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chanbre d'enfant(子供部屋)

馬の木製おもちゃはナポレオン三世時代(1807-1873)の初めてのモデルのもの。

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     La salle à manger familiele(家族用ダイニングルーム) 

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  テーブルクロスにシュベルニーのシンボルでもある狩猟犬が(おっされ~) 

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La salle d'armes(武器の部屋)城の中で一番大きな部屋   

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奥の壁には日本刀が飾られていました。日本刀オタクの夫は、刀のデコレーションに憤慨。「柄を下に飾るなんて刀をレスペクトしとらん!」と一人ぶつぶつ.....。城の持ち主に手紙を書くそうです。あ~ぁ、どこまでもおたく。 

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王の間(王の寝室)

部屋には1640年に飾られた8枚のタピが壁一面に装飾されています。      

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      La chapelle(礼拝堂)16世紀に完成 

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Le grand salon(大広間)~城に入って左手直ぐの部屋

鏡の左右の肖像画ルネッサンスの巨匠、Raphaël(ラファエロ)のアトリエからの作品(16世紀)     

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      18世紀のハープで8つのペダルがついています(大広間)  

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La galerie(ギャラリー)

ここにもルイ16世肖像画(中央)!って、当たり前か。

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左が城の紋章famille de Huraul(ユロー家)、右はユロー家に嫁入りした「famille de Beaune(ボーヌ家)」の紋章

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Le salon des portraits(肖像画の部屋)

左はフランスの解剖学者、Marie-Geneviève-Charlotte Thiroux d’Arconvilleの肖像画、中央は彼女の姉妹・Mme Angran d'Alleray

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Le salon des tapisseries(タピスリーの部屋)

壁に掛けられた5枚のタピは「Tapisseries des Flandres」のもので、フランドルの画家David Teniers de Jonge(ダフィット・テニールス)の絵がもとになっている。 

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城の裏からの図

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      「Café de L'orangerie」の中から。ここのお手製アイスは美味!

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120,000本のいろんな種類のチューリップが城内敷地に咲き乱れる。4月上旬から中旬にかけてが見頃。花のいい香りが溢れていてとても気持ちのいい空間。

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EXPO TINTIN(タンタンのエキスポ) 

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扉を開けるとそこにはオブジェと漫画が飾ってあって、なかなか洒落た演出  

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Les Chenils(狩猟犬)

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城のもう一つの見どころはこちら↑ 

およそ90匹の狩猟犬は、週に2度狩りに出かけるそう。餌を食べた後だったせいか、昼寝してる犬が多かった。写真は一匹が柵の傍にいた男性にいきなり吠え出してみんな起きちゃった図。写真では分かりにくいけど、狩猟犬は想像してたよりずいぶん大きかった。犬はいつ見てもかわいいなぁ~。今はアパート住まいで飼えないけど、いつか広い庭の家に住んで、大型犬と暮らすのが夢の一つ。

 

*年間を通し、11h30に「La soupe des chiens(犬のスープ)」と言われる餌やりの時間を見ることができます。(火、土、日曜、9/15日、3/31日を除く毎日)

 

まとめ

ロワール渓谷には他にたくさんお城があるけど、このお城はとてもいい気が流れてるのを感じた場所。わざわざ出かけた甲斐がありました。城の持ち主が何度も入れ替わったのにも関わらず、最終的にユロー家に戻ったのは、この城がユロー家に引き継いでほしかったのだろうと思わずにはいられません。

 

そうそう、この城に行こうと決めてから、TVでロワール渓谷の特集を見たり、これってシンクロニシティ?! 私、シンクロニシティはよくあるのですが、例えば、このブログを書いている時、ユロー家に嫁入りしたボーヌ家の紋章を調べていたら、たまたまつけていたTVでBeaune(ボーヌ)の特集をやっていました。面白いですね。

 

ロワールを訪れるなら、是非ともお勧めしたい「シュヴェルニー城」。バカンス時期は混んでるので、できれば外された方がいいですね。

 

Le château de Cheverny(シュヴェルニー城)

住所:Avenue du Château - 41700 CHEVERNY

Tél:02 54 79 96 29

開館:10-17h(10/1-3/31) 、9h15-18h30(4/1-9/30)

入場料はこちら→

E-Mail→

*城敷地内、タンタンのエキスポがある建物は宿泊施設も兼ねていて、泊まることができます。「LES SUITES DE CHEVERNY

 

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