マーガレットと素敵な季節 Marguerite et belle saison 

フランスでの日々、大好きな映画など

フレンチコメディ映画「RADIN !(ケチ)」~ドケチはドーンと付けが回って来る

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フランス(2016年)

評価:★★★☆

監督:Fred Cavayé(フレッド・カヴァイエ)

脚本:Niclas Cuche(二コラ・クッシェ)

   Laurent Turner(ローレント・ターナー

 

トーリー:

信じられないほどドケチな男、フランソワ(Dany Boon・ダニー・ブーン)。彼の人生はいかにお金を出さないようにするか、お金とにらめっこする日々。しかし、恋に落ち、存在さえ知らなかった娘が訪ねてきたことにより、欠陥であるドケチを隠すため嘘を余儀なくされる。

 

映画のタイトル「RADIN」はフランス語で”ケチな(人)”という意味。女性だと"RADINE"になる。

 

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冒頭、スーパーのシーンが出てくる。後ろに並んでいる人を前に電卓をたたき、「俺の計算と3ソンチン(約3.5円)ほど違うからもう一度計算して!」と、会計をやり直させるフランソワ。周りが文句言おうもんなら喝!

 

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ソリストのフランソワ。新しく入団してきたチェリストのバレリエに恋してしまう。さらに、存在さえ知らなかった娘・ローラが訪ねてきたものだからもぉ~大変。彼のドケチ生活が狂い始める。

 

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バレリエをレストランに誘ったはいいが、バカ高い値段にぶっ飛び、フランソワの妄想がぐるぐると頭を駆け巡る。やがて、お勘定が迫り、冷や汗たらたらの彼はとんでもない行動に....

 

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娘の秘密を知ったとき、フランソワの心が揺らぐ。でもドケチはやっぱりドケチ、そうそう変わるもんじゃない。彼のついた嘘が大きくなり、しまいにはお金をどーんと出さなければいけない状況になってしまう。

 

この映画、笑いのツボが押しっぱなし。クレイジーなドケチの様がおかしくて仕方ない。映画だから笑えるけど、ここまでドケチだったら、一体何のためにお金を得ているのかと思う。寄付するならまだしも、ため込んだお金はあの世には持っていけないのにね。フランソワを演じるダニー・ブーンのすごさは、たくさんのコメディ映画に出演してるけど、それぞれの役にはまりきってしまうところ。どの顔も違う、って当たり前か。

 

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     バレリエを演じているのはLAURENCE ARNÉ(ローレンス・アルネ)

 

私はいらない物は買わない主義。フランスに住んでから、物欲がほんとになくなった。日本に居た頃は、毎年、新しい服がほしくなったし、昔の服を着ていると浮いてるような感じだったけど、今考えると、それこそが狂ってたんだと思う。パリは色んな人種が住んでるから、その数だけ色んな格好の人がいる。モードでなかろうが、新しくなくても自分が好きだったら、自信をもって着ていればそれでいいんじゃないかと思う。

 

節約は分かるけど、ケチはよろしくない。人に贈り物をするときや結婚式などの祝い事には気持ちよくお金を出したい。喜んでお金を出せばその分は必ず返って来るし、反対に惜しい気持ちで出したお金は返ってこないどころか、もっと出ていく。

 

お金は人の縁が運んでくるもの、そしてお金は回りまわってくるものだから、良いことに気持ちよく遣いたいものです。

 

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    フランソワの娘・ローラはNOÉMIE SCHMIDT(ノエミ・シュミット)が演じている

   

「RADIN !」の予告編はこちら↓

 

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