マーガレットと素敵な季節 Marguerite et belle saison 

フランスでの日々、大好きな映画など

研修で娘が感じた幸せのあり方~パリの料理・パティシエ職業高校「Lycée professionnel-CFA Belliard」

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先日、娘のミニスタージュ(1日研修)の送迎のためパリ18区にある「Lycée et CFA Belliard(ベリヤー職業高校)」へ行きました。当日の朝、ずいぶん早く着いてしまった私たち。高校の場所を確認し、近くのカフェへ。途中、ふと目に飛び込んできた満開の桜。綺麗だなぁ~。毎年こうして桜を見るたびに遠い日本の春が思い浮かびます。

 

カフェでゆったりしていたら開始時刻が迫っていました。娘は一目散に駆け出し、学校の門前へ。夫と私はゆっくり歩いて、娘が学校へ入るのを見届けようとしていたら、後ろから大音量のミュージックが聞こえてくる。

 

何かと振り向くと、アラブ系のあんちゃんが電動スケーターに乗ってイェ~イとやって来るじゃないの。爆音の犯人は彼!このあんちゃん、門番の女性に注意されながらも、娘の後を追うよう学校へ吸い込まれて行きました。

 

一瞬、この学校大丈夫かと思ってしまったけど、スタージュを終えた娘に聞くと、外見はヤンキーだけど案外、真面目にやっていたとか。そうよね、人は見かけじゃないわよ。パリではほんとに色んな人を見かけます。

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さて、スタージュを終えた娘を迎えに行くと、興奮した娘はず~っとおしゃべり。立っていたのはしんどかったけど、色んな人に出会えて楽しかったと。

 

ミニスタージュは成人クラスで行われたそうで、生徒はほとんどがアラブ系とアフリカ系、ヨーロッパ系はたったの一人。中でもコロンビから来ていた男性の話がとても面白くて目が離せなかったとか。

 

このコロンビの男性、パティシェの勉強でフランスに来る前は、ナント、大型トラックの運転手をしていたそう。排気ガスが地球に悪影響を与えているのが我慢できなくて、辞めちゃったみたい。そんな彼、フランスに旅行した友達からお菓子の素晴らしさを耳にし、居ても立っても居られなくて、借金してフランスに飛んできた。

 

フランスでお菓子の勉強ができ、プラス、フランス人の婚約者と出逢い、今はとってもとっても幸せなんだとか。将来は国に帰ってお店を開けたいそう。仮に、パティシエが自分に合わなかったとしても、その時はまた別の路へ行けばいい、と、ポジティブなコロンビの男性。

 

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娘がミニスタージュで作ったブリオッシュ。初めてにしては美味しかった♡

 

娘はコロンビの男性の話を聞いているうちに、幸せって傍からどんな風に思われようと、本人が嬉しくいい気分でいたら、幸せと思えるなら、それが幸せなんだと、感じたそう。

 

幸せは自分でいくらでも感じることができる。大切なのは嬉しいとか、いい気分とか、感謝とか.....感じることじゃないかな。

 

娘には色んな経験を通して人生に大切な何かを学んでほしい。やりたい事があればいくつになっても遅いということはありません。60歳の夫は、定年してもやることがたくさんあると言っているし、50代になった私も、まだまだ色んなことに挑戦したい。

 

「Lycée professionnel-CFA  Belliard」について

職業高校ですが、Lycée(リセ・高校)として稼働しているため、半月の現場(パン屋など)での研修はありません。年に2週間の研修のみ。バカンスも普通高と同じようにあります。

・パティシエの国家資格CAP(Certificat d'aptitudeprofessionnelle)の取得が可能。

・パティシエの他に料理、ホテルサービスのコースが有ります。

学校の印象

*夫と私は中に入っていないので、娘の意見を参考に書いています。

・学校の建物内は明るく雰囲気がいい。

・パティシエのシェフは世界中を飛び回りお菓子を教えていて、別のシェフと交代で授業を受け持ち。

・成人クラスは少人数制(研修当日は8人)

・学校職員がとても親切。

 

Lycée professionnel-CFA Belliard

住所:135 rue Belliard 75018 Paris

TEL:01 40 25 93 93

メールアドレス:ce.0752608c@ac-paris.fr

 

 

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