マーガレットと素敵な季節 Marguerite et belle saison 

フランスでの日々、大好きな映画など

IRM(MRI)を受けてきた~パリの国立眼科医療センター「Quinze-Vingts(キャンズ・ヴァン)」

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昨年末、朝起きてみたら視界がどうもおかしい。疲れているのだろうと思っていたら、物が二重に見えてきて、歩くのも大変になってしまいました。

 

直ぐに眼科へ行きましたが、視力の問題じゃないから大きな病院で調べてもらってくれと紹介状をもらい、たどり着いたのがパリ12区・バスティーユオペラ座裏にある国立眼科医療センター「Quinze-Vingts(キャンズ・ヴァン)」。

 

「Quinze-Vingts(キャンズ・ヴァン)」について 

1260年、フランス王・ルイ9世によって設立された病院は、「Saint Louis(サン・ルイ)」としても知られています。元はパリ1区のサントノレ通り(rue Saint-Honoré)という場所にあったのですが、1779年、ルイ16世の治世に現在の場所に移されています。

 

「Quinze-Vingts(キャンズ・バン)」の名前の由来は、20進法 (15 × 20 = 300)からきていて、実際、300台のベッド数がありました。 

 

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           *写真はウキペディアよりお借りしました。

第7回十字軍(1248-1254年)でフランス王ルイ9世はエジプトを攻撃しましたが、無残にも敗北、12,000人以上の人質をとられてしまいます。

 

フランス側は身代金の支払いと交換に一部の人質の開放を要求します。しかし、20人✖15グループに振り分けられた人質の目は、開放される前に無残にもくりぬかれていました。ルイ9世は彼らのために病院を設立し、十字軍で起きたこの事実を忘れないよう、「Quinze-Vinghts(15-20/キャンズ・バン)」と名付けたそうです。

 

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*写真はウキペディアよりお借りしました。

Centre Hospitalier National d'Ophtalmologie des Quinze-Vingts

住所:28 rue de Charenton 75012 Paris

TEL : 01 40 02 15 20

アクセス → 

予約 →

パリで唯一24時間稼働している国立眼科医療センターです。救急の場合、予約なしで診察してくれます。

 

IRM(imagerie par résonance magnétique・日本では”MRI”) 

2度目の診察の際、念のためIRM(MRI)を受けておきましょう、ということで、先日IRMを受けてきました。IRM検査への経緯を記しておきます。

 

1. 前もって薬局で購入しておいた注射藥とアンケート(体内に貴金属がないか、妊娠してないか等)を受付に手渡す。

(前回の診察で医師が出してくれた処方箋を薬局に提示し、注射薬購入)

 

2. 更衣室で下着(パンツ)意外はすべて外しガウンを着用。頭にはキャップ、靴は脱いでビニールのカバーを履き、IRM検査室へ。

 

3. 検査は20分程。「検査中は、マシーンの音がひどいのでこれをして下さい。」と耳栓を受け取る。

20分もの間ものすごい音がするのかと思うと不安になってきた。さらに、横になり頭を固定、アメフトのキャップみたいなものを上からかぶせられたもんだから怖さ倍増。

 

4. 「何かあったらすぐ押してくださいね。」とナースコールを手に握らせてくれた。20分もの間、頭の周りで始終音が鳴り続く。終了する5分前に注射を打たれ、無事終了。

 

 

あ~怖かった。頭のIRM(MRI)はもうご免こうむりたい。30年近く前に日本でMRIを受けたことがあったけど、こんな音がしたっけ?とまったくもって記憶がない。ただ、30年前のマシーンは洞穴のように奥が閉まっていて怖かったのに対し、フランスのそれは筒状で向こう側も見えたので閉所の怖さはありませんでした。狭い、暗いは天敵!

 

そんな訳で、次回、IRMの結果を持って再診。何もないと思うけど、念のため。ちなみに目はすっかり元に戻っています。

普段、見えるのが当たり前と思って生活しているけど、見えるということがどんなに素晴らしいことなのか、当たり前でなくなって初めて知る有難さ。目は酷使せず、いたわってあげましょう。

 

 

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