マーガレットと素敵な季節 Marguerite et belle saison 

フランスでの日々、大好きな映画など

ポルトガル海辺の町ナザレとミラクルスポット「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」

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ナザレ (Nazaré)の町

ポルトガルリスボン「セッテ・リオスバスターミナル(Sete Rios Bus Terminal)」から長距離バスに乗り、途中「カルダス(Caldas)」と言う町でバスを乗り換え、トータル2時間程バスに揺られ着いた先は「ナザレ (Nazaré)」

ナザレは太平洋に面する町。4世紀にパレスチナのナザレから一人の聖職者が聖母マリア像を持ち込んだことにちなんで名が付いたと言う。また、巨大ウエーブが来るナザレはサーフィンスポットでも知られていています。

夏場は観光客で賑わい、お土産物屋が並ぶメインストリートは昼夜問わず、行き交う人々でごった返し(こんなはずじゃ~)。さらに週末ともなるとどこからともなく人々が押し寄せて来て、イモ洗い状態に。夏場の小さな町は一転、ポルトガルのリゾート地と化す。

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そんなナザレのパン屋は朝から大賑わい。席を確保するのに皆必死。隣の客が、日本のバタートースト様「Torrada(写真下)」を食べていて迷わず注文!バターがどっかりしみ込んだトーストは美味しくてついつい食べ過ぎてしまう。意外だったのがポルトガルのカフェオレ。フランスのそれより美味しく、虜になってしまいました。

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さて、今回利用した貸しアパートは、バス停から徒歩で10分もかからない場所にありました。低層階だったため人通りがちょっとうるさかったのを除けば、レストランやお土産物屋は周りにわんさとあって、スーパーもすぐ。テラスからは海が見え、2寝室に広いサロンとキッチン、洗濯機、クーラー(これ大事)など全て完備していて、自炊はできるしで、とても便利でした。ここに9日間滞在。早朝、海沿いを散歩したり、浜辺でのんびり、 近場の観光スポットを訪れたりと、ゆったり海辺でのバカンスを過ごしました。

 

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      早朝、ナザレのメインストリート。

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平日の昼間ごった返すビーチ。海辺に人が並んで見ているのは......波。実はここ、泳げないのです。波が半端なく、下手すると飲み込まれそうなくらい荒々しい。ライフセーバーの方々が数メータ置きに待機し、おぼれている人がいないか見張っておりました。

そのライフガードのお世話になってしまった夫。ちょっと散歩してくると、出かけたはいいが、帰ってこない。どうしたんだろうと少し心配になっていたら、ずぶ濡れで帰ってきた。足だけつかろうと海に入った途端、波がバーッと押し寄せてきて体ごと持っていかされそうになったらしく、四つん這いになって必死に這いつくばったそう。そんな夫を助けてくれたのはライフガードのお兄さん(感謝!)。

夫のiPhoneは海水にどっぷりつかり、使えなくなってしまいました。でも命の方が大事だから、良かった。104歳まで生きると言っている夫。60代はまだまだ序の口。

 

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勝手に名付けたインディアンテント。日差し、風ともに強いナザレでは要アイテム。

 

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ナザレの名物おばあちゃん、伝統衣装をまとった女性たち。何枚も重ねたスカートを履いて「部屋あります。」と書かれた看板を持って一日中座っていました。メインストリートには、写真のようなおばあちゃんが数メートル置きに。 既婚女性たちは黒衣をまとうそう(写真下)。

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ラクルスポット「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会(Igreja de Nossa Senhora da Nazare)」

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        路地で見つけた神話を描いたタイル。

 

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       ケーブルカーに乗って高台にあるミラクルスポットへ

 

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ラクルスポット「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会(Igreja de Nossa Senhora da Nazare)」

ナザレの高台シティオ地区に位置する「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会(Igreja de Nossa Senhora da Nazare)」。元々14世紀に建てられたものを17世紀に現在の姿に建て替えられています。

ナザレの伝説

1182年9月の霧の朝、騎士(Dom Fuas Roupinho)は馬に乗り鹿を追いかけていました。鹿は魔女が仕掛けた罠。鹿が丘の上を飛び越え空に舞うと、勢いのついた馬はこのままでは崖から落ちてしまう!と騎士はマドンナに祈りました。するとマドンナが現れ、馬は崖の寸前で止まり騎士の命は救われたそう。

これを記念して、パレスチナのナザレから持ち込まれた小さな黒いマリア像が洞穴の上に、この場所の近くにチャペル「A Ermida da Memoria」が建てられました。礼拝堂の近くでは、岩に蹄鉄の刻印を見ることができます。

 

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       教会入ってすぐ、左手の壁に描かれた神話の絵。

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     ナザレの守護聖人が祀られている美しいゴシックの主祭壇

     

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       下の透明な箱に入ったマリア像は神話のシンボル

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アズレージョがとても美しいWillem van der Kloetによる壁画。右手の入り口は祭壇奥へと続いていて、間近でイエスキリストを抱いた黒いマリア像を見ることができます。入り口横で1€を支払って入ります。

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     入り口を抜けると一面アズレージョの世界。天井もこの通り

 

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入り口を進むとイエスキリストの像が飾られた間があり、イエスの像の正面の階段を上ると黒いマリア像を間近で拝むことができる。

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 祭壇奥の部屋には神話の物語が描かれている

 

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 ナザレの名前の由来となったパレスチナのナザレから持ち込まれたイエスキリストを抱く黒いマリア像

 

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高台から見たナザレの町。最高の眺め。高所恐怖症の私ですが、恐る恐る展望広場の椅子に座り写真を撮っていると、隣にフランス人の若い姉ちゃんがやってきて、これまたアホなことを!いきなり低い壁の上に立ちあがり、手放しで写真を撮っていました(後ろは崖っぷち)。ホントに危ない!恐いもの知らずのフランス人......。

 

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     ナザレの街角で見つけた神話の絵。ポルトガル人は信心深い。

 

向日葵マダムが営むレストラン「RESTAURANTE MARIA DO MAR」

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  天井には色んな種類のピッチャーがデコ。おっされ~

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ヒラメのムニエル。でかい! 

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海辺の町らしく魚介類のリゾットスープは格別!暑かったけど注文して正解でした。

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  プリンみたいなパンナコッタ。キャラメルが香ばしくてうまうま!

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向日葵マダムの写真(左)と本人(右)

店内に飾ってあった花瓶を持ってきてポーズを決めてくれたマダム。閉鎖的な印象のナザレの人々が多い中、向日葵みたいなマダムもしっかり健在。それを感じてか、人が絶え間なくやって来る。美味しいだけじゃダメ。味、サービス、料金全てがバランスよく揃ってこそ、行く価値のあるレストラン。ナザレを離れる前に立ち寄ったレストラン、お腹も気持ちも幸背な気持ちになりました。

Maria do Mar

住所:R. Gulhim 13, 2450-223 Nazaré, ポルトガル

TEL:+351 919 444 711

 

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